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ぐるっと台湾周遊5日間

  世界4大博物館のひとつ故宮博物院へ
  もともとは北京の紫禁城に所蔵されていたものが、国共内戦などの戦禍から逃れるため、
  蒋介石率いる国民政府が台湾へ移る際に輸送され 台北へと運ばれてきたのがその始まり。
  中国宮殿様式の故宮博物院。宋・元・明・清の歴代中国王朝が集めた文物約65万点を収蔵。
  いかに貴重な、数多くの至宝が収蔵されているかは、言うまでもない。1957年から一般公開された。
  2007年2月8日にはリニューアルオープンを果たして常時展示されているものだけでも1万2000点
  そのため最も人気の高い厳選されたものだけを見ることになります。
  写真禁止のためガイドブックより
   先ずは現地ガイド推奨の3点口
 
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  1つ目 西周晩期(BC800頃)現存する青銅器の中で金文(内側に写真上の文字)が最も
  長い500文字が表わされたもの。この刻文はこの時代のものでは最長で歴史資料として価値が高い。
  毛公は周宣王に重要され、君命を執行し、豊富な賞賜を賜ったことなどが記されています。
   
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  2つ目 清時代翠玉白菜 もとは永和宮(清末の光緒帝の愛妃の住所)に陳列されたもの
  (瑾妃の嫁入り道具の一つ)ヒスイ原石の白い部分を茎、エメラルド色の部分を葉として白菜に彫りあげ、
  その上に緑色のキリギリスとイナゴを這わせている。
  白菜は花嫁の純潔を象徴し、葉の上のキリギリスとイナゴは繁殖力が強く、子孫繁栄の願いが
  込められている。中国の人々はヒスイには仁・義・智・勇・潔の五徳が備わっていると考え珍重した。           古くは祭器や服飾用などに使われ、宋代以降は美術工芸品として愛された。
   
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  3つ目 唐時代灰陶加彩仕女俑(白の陶器の代表的なもの)この仕女俑はたっぷりと豊満で
  細く長い眉と眼、顔は豊かに丸く穏やかかな表情を浮かべています。高々と暖かく結い上げたまげと
  ゆったりとした長衣は、正に盛唐に流行したスタイル。
   
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  ガイドさん慌てて移動これも・・・と追加
  清時代 肉形石 もとは養心殿に陳列されていた。職人は玉石の自然の筋目と色つや、表面の毛穴
  脂身の変化に沿って彫刻、染色、細工しまるで醤油で煮込んだトンポーロウのような「肉形石」を
  作りあげた。自然と人為を絶妙に調和した傑作といえよう。
   
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  疲れきって集合場所へ
   
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  残りの短時間で仏教彫刻・書画・陶器を鑑賞しました。説明はガイドさんが日本語の
  音声ガイドのレンタルで自分達のガイド説明を聞くことが出来ました。
  
by star-land9 | 2012-03-25 11:06 |